ヤシカ・パートナー
★新年は本日4日(土)から営業いたします。
ヤシカ・パートナー(Partner)というコンパクトカメラです。
見るからに...まではいかないまでも、手に取ってみるとそのチープ感はかなりなものです。
固定焦点、シャッター単速、絞りは手動で6段階調整可能。フィルム感度切り換えは100/400の2段階で、ファインダー内に赤色の露出警告灯があります。巻き上げも巻き戻しも手動です。
機能は上記ですべて、ってところでしょうか!? あ、ストロボも内蔵しています。
注目点は「前蓋を開けると沈胴式のレンズが出て来るスタイル」。
あのカメラを彷彿とさせるのです!
そう、高級コンパクト機の先駆けと言われる「コンタックスT」です。それにヤシカと言えば京セラです。
調べてみると、このヤシカ・パートナーが発売されたのは1983年。ヤシカが京セラに吸収合併される直前のこと。「ヤシカ」ブランドは京セラになってからも残っていましたが、パートナーは正真正銘ヤシカ時代のカメラということになります。
そして、コンタックスTが販売されたのは1984年で吸収合併されてからのこと。それに、デザインはポルシェが担当したと言われていますから、パートナーのデザインに影響されたということは有り得ないと思うんですけどね、、、
でも、Tが出る直前、それも京セラに合併吸収される直前のヤシカからパートナーが発売されていたというのは事実なわけで不思議な偶然です。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。