珍しく使い回しが利くアクセサリー
カメラの付属品やアクセサリーって、機種専用のものが多いもの。
ボディがモデルチェンジして新機種に替えると、周辺のものも一式買い揃えないといけない...なんてことも有り得ます。
画像の品物、キヤノン「BATTERY PACK BP-E1」はボディの底に付けるグリップ兼用のバッテリーパックです。
これを使えるボディは、1989年発売のEOS-1に始まり、1994年発売のEOS-1N、2000年発売のEOS-1Vとフラッグシップ機3世代と、弟分の1998年発売のEOS-3。EOS-1Vは去年まで販売されていたので、29年間4機種に渡って使い回しが可能だったわけです。
この事実をご存知なのはユーザーさんくらいで、「キヤノンなのに意外だなあ~」と思う人も多いんじゃないでしょうか。
先週、ブログ記事でニコンとキヤノンのことに触れた際に、「キヤノンはその時代にベストな技術を導入するかわりに、過去のユーザーを切っちゃうくらいな印象がある」という内容のメッセージをいくつかいただくらいですからねぇ。
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