ペトリフレックス7
ペトリフレックス7の前期型と後期型の違いは、ずいぶん前にも話題にしたことがあるのですが、お客さんのご協力で2台並べて写真を撮ることが出来たので、改めて話題にしてみます。
カメラの性能的には特に変更は無いのですが、見た目や部品に微妙な差があるのです。
上の写真、左手前にあるのが前期型、右後方にあるのが後期型。
ボディの右胸部分にあるネームの刻印が違いますよね。あとは、目玉のような露出計受光部、後期型は少しフード状のものが付いています。これは周囲が明るい状況下で露出値が過度になってしまうことへの改良だそうです。
さらに下の画像、下側が前期型、上側が後期型。巻上げレバーの形状やシャッタースピードダイアルの表示、露出計のON・OFF表示窓(巻戻しクランク横)の形状、アクセサリシューを留めているビスの数などに差があります。
特に露出計のON・OFF表示窓は金型まで変更しないといけないような変更ですが(下の画像、同じく下側が前期型、上側が後期型)、わざわざ変更した意味が分からない、どちらかと言うと後期型の方が見難いような気もします。
こういう小変更はペトリのお得意!?とするところなのですが、こういう風にその変更理由を推測しても理由がよく分からない、、、謎が多いのもペトリなのです。
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