節操ないマウント変更ゆえ
一昨日、我楽多屋でこんなことがありました。
「mamiya/sekor auto XTL」というかなりレアな一眼レフをご持参されたお客さんのお仲間が、「このキャップ、それ用じゃないの?」と、「Mamiya」とだけ記されたリアキャップを店の品物の中から発掘されました。
すかさず現物合わせをされて、バッチリなことを確認。
どうやら、うちの店に来られる前に「これのキャップを見つけるのは至難の業だろう…」と話をされていたようです。
これがどんだけ稀な出来事なのかを知っていただくためにお話をしますと~。
まず、この「auto XTL」というカメラを見るのが、私 二代目は初めてのような気がします。
そして、マミヤは1961年発売のプリズマットNPから、1980年発売のZEシリーズまでの間にレンズマウントを6回も変更しています。auto XTLのレンズマウントはその間にこの機種だけに採用された専用マウントなのです。
上記の事実からして、今回の巡り合わせが相当に稀な出来事であることが想像できるかと思います。
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