重いセコール
カメラ好きな人なら、このレンズを持った瞬間に「重いなぁ~」と思うはず。
実際に重さを計ってみたら、ご覧のように360グラム。数値を言われても分かりずらいでしょうから、他のレンズも計ってみました。
- ミノルタのMC55㎜F1.7が、224グラム
- スーパータクマーの55㎜F1.8が、202グラム
- 同じくスーパータクマーの50㎜F1.4(それも8枚玉)が、243グラム
- オートニッコールSC50㎜F1.4で、306グラム
- ちなみに、初代EOS-Kissのボディは、362グラム
でした。
こういう重さを実感すると、いいレンズを使っていて「良く写るんだろうなぁ~」と思うんだけど。。。さて、このレンズ、何マウントよ?ってことになります。
マミヤの一眼レフって、マウントを何回か変えているんですよね。このマウントは、バヨネット式。後期のZEシリーズのバヨネットマウントとは、鏡胴デザインなどからしても明らかに違うモノ。
で、サクッとマミヤ一眼のマウントをおさらいしておきましょう。以下のような推移をしてます。
- エキザクタマウント【プリズマットNP:1961年】
- 専用マウント【プリズマットWP:1962年】
- M42マウント【プリズマットCP、マミヤセコールTLなど:1964年】
- 専用マウント【マミヤセコールオートXTL:1972年】
- M42マウント【DSX1000など:1974年】
- 専用マウント【NC1000S:1978年】
- 専用マウント【ZEシリーズ:1980年】
と、20年の間にこんなにコロコロとレンズマウントを変えていたのです!
で、今日取り上げた重いレンズは「プリズマットWP」用。使えるボディは、この1機種だけらしいので、カメラを探すのが大変そう。。。マウントアダプタで他のカメラで使う?いやいや、マウントアダプターがないでしょ?