ASAとDIN
ツァイス・イコンのコンテッサ、日本では「貴婦人」などと呼ばれていますが、もともと「コンテッサ」という言葉がイタリア語で「伯爵夫人」という意味なんだそうです。
さて、珍しく我楽多屋にコンテッサが2台揃ってしまいました。
2台とも露出計が不動ですが、他はまずまずな状態。テッサ―レンズやボディのシリアルナンバーなどを見ていたら、フィルム感度の表示がそれぞれ違うことに気付きました。片方は「ASA」で片方は「DIN」。
現在はフィルム感度の表記方法は「ISO」で統一されていますが、かつてはアメリカ系の「ASA」と、ドイツ系の「DIN」で分かれていました。
それならば?と思って、レンズの距離表示を見たら、「ASA」の個体は「ft(フィート)」表示で、「DIN」の個体は「m(メートル)」表示でしたよ。
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