我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2017年5月 8日 (月)

カメラに捧げる愛情

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先日、お客さんがこんなことを言われました。「カメラを複数台持つと、個々のカメラへの愛情が薄れてしまうので、買わないことにしていたのだけども、出先でたまたま入ったカメラ屋さんでニコンのカメラを買ってしまった…」と。

で、「カメラ屋さんに聞くのもなんですが...それってどうなんでしょうか?」と聞かれました。

そりゃ、カメラ屋として商売のことだけ考えれば、そうやって買い控えてしまわれるとマイナスと思いますが、、、

もっと前に立ち返って、カメラ遊びを「趣味」としてやられているなら、複数台を買い揃えようが、1台に愛情を注ごうが、その人その人の自由。複数台持っていて1台あたりの使う回数が減っても、持っていることでその人の満足感が満たされているなら、それも全然アリと思います。また、1台のカメラにこだわって使い倒すくらいの選択だって全然アリと思います。

ただ、複数台持っていて「死蔵」してしまうのは勿体ないことと思います。世に出して、他の機会を与えてあげた方がいいように思います。

でも、今回のお客さんのお話。初めて行かれた地方のカメラ屋さんで、縁あって出会ったカメラ、その店のご主人さんとの会話。そういう背景が購入されたカメラに付加価値として残ることが一番素敵なことだと思いました。

きっと、このお客さんはそのカメラに愛情を注がれて行かれるのだろうから、まず「死蔵」にはなり得ないでしょうね。

 

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