モルトプレーンについて
我楽多屋で売っているジャンク系カメラのモルトプレーンについて。
今更わざわざ改めて言わなくてもご理解いただいている方が多数と思いますが、我楽多屋にあるカメラは基本ジャンク系。動作品も現状OKという範疇ですから、事前に整備して保証付きという品物は基本並んでいません。
例えば、OKと判断したものでも、メカニカルシャッターで内蔵露出計がダメなだけであれば、「メーター×で使用可」という判断になります。もちろん、電子シャッターで電気系がダメだったり、プログラム露出しか出来ないカメラでそれが利かなければ、「×」印になりますが。
今日の本題、フィルム室などのモルトプレーンについてですが、これも事前に補修することは基本せず、現状です。
ただ、モルトプレーンは劣化して、ベタついたり・ボロボロと落ちたりするので、そういう場合は事前にザックリとモルトプレーンを剥がしてしまうことが多いです。
それは、ベタついたり・ボロボロの状態なままで並べてしまうと、お客さんがフィルム室を開けたりして検討している間にモルトプレーンが散乱して、そこらじゅうが汚れてしまったり、他のカメラさえ汚してしまうからです。
あと、「ザックリと剥がす」と表現したのは、完全に取り去ってしまうと、お買い上げ後にご自身で手直ししようという時に、元々どこにモルトプレーンが貼られていたのか分からなくなってしまうからです。まぁ、キレイに剥がし切ってしまうのには手間がかかる…というのもあるんですが(笑)。そんな点をご理解いただいていると助かります。
また、フィルターについてもある程度一定の基準を設けているので、こちらを御覧いただいてご利用いただけると助かります→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/12/post-b1fb.html。
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