F3AF
ニコン一眼レフ最初のAF機はF4(1988年)でも、F-501(1986年)でもなくて、1983年登場のF3AFでした。
AF専用レンズと、AF専用ファインダーを装着することにより、オートフォーカス撮影を可能にしました。(ボディも少し改良された専用ボディですが)。
ここで他社と比較してみるに、ニコン同様にAF専用機を登場させる前に、各社既存のMFボディをベースにした過渡期モデルを出しています。キヤノンであればT80であり、ペンタックスはME-F、オリンパスはOM-30。
ただ、上記3社とも普及機のカメラでそれをするのだけど、ニコンはプロ向け機F3でそれをやってのけているのです。なんかそこにニコンというメーカーのカラーを感じます。
AF化の中枢になるのが、このAF専用ファインダー「DX-1」。今となっては、この大きさにビックリですね。ローライミニデジ、横に置いてみました。
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