我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年5月17日 (火)

一概には言えませんけどね

「こっちだけ欲しいんだけど安くならない?」 & 「私には必要ないので置いて行っていいですか?」

時々お店であることです。

例えば、ボディとレンズのセットものをお買上げのお客さんに、「レンズだけ欲しいので安くしてくれない?」と言われることが...。大体そういうパターンって、値段のほとんどはレンズで、ボディがオマケ的みたいな時だったりします。

また、純正キャップ付きのレンズで、「キャップだけ欲しいので安く譲ってくれない?」と言われることも。このパターンは、希少なレンズに純正キャップが付いているような時に多く、キャップも希少なのは分かるんだけど、、、出来れば、レンズを買ってくれる人にキャップも付いた状態でお売りしたい。

このどっちのパターンも、どちらかというと自分中心的な発想でモノを言われていて、結局値切っていらっしゃる。

これに対して、古い元箱やケース付のカメラをお買上げのお客さんが、「私は箱は捨てちゃうので置いて行っていいですか?」とか、「ケースは持っているので他の人に回していただけませんか?」というパターン。

こういう人って、まず値切っていない。値札のままの金額で買って行こうとされている。この場合、ある意味でモノを客観的に見ているというか、モノに対する愛も感じるんです。

あえて、どちらが良い悪いは言いませんが、ここまでの文調からお察しの方もいらっしゃると思います(>_<)。

前者の場合は上から目線や言葉使いのことが多くて、後者の場合は下手とは言いませんが(全くその必要はありませんから)、対等な立場からお願いをされているのです。

人っていろいろで面白いなぁ~と思います。

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さて、先日Facebookページにはアップしたのですが、こんな化粧カバーとケースの付いたミノックス35ELがありました(ボディ自体はシャッターが壊れています)。これを買って行かれた方は、「レンズに関心があるので、これは置いて行っていいですか?もしかして欲しい方もいらっしゃるかと」的にお声掛けくださいました。他にも、お買上げいただいたものもあったので、合計で少し勉強させていただきました。

大手量販店じゃないし、うちの店ってそんな感じです(笑)。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。