カメラに嫌われたカメラ屋
この前の火曜日のこと。翌日の定休日にライカマウントの某レンズで写真を撮ってみようと思い立ち、M型ライカのチェックをしました。
もともとスローシャッターだと後幕が完全に閉じきらない…症状が出ているので、そこら辺をチェックしようと。が、シャッター幕上でふと視線をズラすと小さな穴がふたつ開いてました...。ガ~ン!
そのレンズを試すことは出来ないけども悔しいので、明日はフィルムカメラを!と思って、続いてウェルミーワイドをピックアップ。
久々なので、、、これはシャッターやレンズの状態は大丈夫だったよなぁ~と無意識に裏蓋を開けたら、ガ~ン!フィルムが入ってました...。
この時点でもう、翌日にフィルムカメラを持ち出すことに挫折しました。
で、普段からちょっとお出掛け~的な意識がある時に持ち出すデジタルカメラのフジX10で行こうと決め、念のためにバッテリーの充電を開始。定休日前日はかくして店を閉め、カバンにフジX10を詰め帰途につきました。
翌朝、出掛ける準備をしながら「あれ?」と思うことが...、充電したバッテリーをそのまま店に置いてきてないか...と。確認すると、やはりカメラにはSDカードしか入っていません...。
もう出掛けるのをやめた方がいいのか!?そのくらい落ち込みました(笑)。
そのどん底な状態をプライベートのFacebookにアップしたところ、Nさんからこんなメッセージが「教訓。カメラは電池がいらないのに限るw」。これを見て、挫けるのをやめました。
目的地へ向かう途中のコンビニエンスストアで、「写ルンです」を購入。これなら、シャッター幕に穴が開くこともなければ、裏蓋を開けてフィルムを感光させてしまうこともない。ましてや電池も要らない(厳密にいえばフラッシュに必要な電池は既に装填されてる)。
すると今度は、Bさんともう一人のNさんから、「破格のフルサイズ機じゃないですか!」との励ましの言葉もいただきました(笑)。
が、、、やはりこの日はカメラに嫌われた日には違いなかったようです。最後にオチがありました。
目的地で用を済ませ終わった頃、手に持っていたコンパクトデジカメ。前日からいろいろな困難がありましたが、普段からカバンに入れて持ち歩いているメモ用のコンパクトデジカメ(フジXP70)は持参していたのです。それのストラップが切れて、地面にカメラを落とす~というオチがあったのです。
幸い、耐衝撃1.5mのカメラだったので、少し傷はつきましたが大事には至らずに済みましたけどね。
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