我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年12月19日 (土)

リコー500シリーズ

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ここにあるリコーのコンパクトカメラ3台。500G、500GS、500GX。

当初、500GXを見て、一番最後に出たであろうモデルと推測出来る、後付け感満載のデザインに関心を持ちました。

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アクセサリーシューの両サイド、シャッターボタンの根元部、ボディ前面下の方に明らかにスイッチ的なモノなどが追加されています。で、文字の色も派手め。

で、そのルーツであろうモデルはどちらなのかなぁ?的な思いで、500Gと、500GRも含めてリコーさんのウェブで確認して、ちょっと別件でビックリ(゚д゚)!。

500GS(1973年発売)は、先に出た500G(1972年)の前面が一般的なデザインでなかったためにリメイクして出たモデルだというのです。それもたった1年後に...。ということは、500Gは失敗作だったってこと~!?

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これに関する記述部分を、リコーさんのサイトから抜粋したいと思います。「500Gは前面のデザインが一般的ではなく、カメラの性格上、常識的な外観を要求されたので、 500Gの機構はそのまま前面カバーの黒白の配分を変えて、常識的なデザインとしたもの。ユーザーの選択幅を広げたと言える。

言うこと分からなくもないですが、でもそんなに言うほど一般的でないこともないような気がするのですが、、、時代の差もあるのでしょうか。。。

で、せっかく一般的にしたデザインに、ゴテゴテと追加部品を付けた500GX(1977年発売)が5年もしてから登場するのです。

 

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