欲求を満たす
「マツダ×スバル」という特集タイトルに惹かれて、もう1ヶ月くらい前に買った雑誌「NAVI CARS VOL.17」(ボイス・パブリケーション発行)ですが、今頃じっくり読みました。
どちらも非常に魅力的なクルマを造っている自動車メーカーということで特集を組まれています。
購入のキッカケは、私自身クルマに興味があるし、マツダ車に乗ったこともあるので~です。
読み始め、カメラメーカーに例えれば「ニコンとキヤノン」が「トヨタと日産」で、「マツダとスバル」は「オリンパスとリコーペンタックス!?」みたいなことを考えながら読んでいましたが、、、
両社社長の対談の中で、スバルの社長が「世の中には『供給を満たす』という役割を持つ会社があるが、『欲求を満たす』メーカーになりたい」とコメントしているあたりを読み始めてから、考えが変わって来ました。
「供給を満たすメーカー」とは大手メーカーのことで、そのメーカーが無かったら世の中の人がクルマに乗れなくなるようなメーカーだというのです。それに対して、スバルがクルマを造らなくても皆さんクルマに乗れるし困らない~。だったら、「欲求を満たす」メーカーになろう~というわけだそうです。
これを読んで、カメラメーカーに例えるよりことよりも、うちの店がそうありたい!ということの方を強く感じ始めました。
うちの店は中古カメラの売り買いをしているだけで製造メーカーではありませんが、無くても皆さん困らないだろうし写真も撮れる~ってあたりが似ている。だから、一部のマニアの「欲求を満たす」店でありたい~って考えるあたりも似ている。
さらに、両メーカーとも「クルマがただの移動手段になったらつまらない」と思う人を強く意識しているのだそうです。
これに似たようなことを私も以前から思っていて、カメラや写真もただ簡単に撮るだけではない楽しみってのがあるはずだと。
なんだか、クルマ雑誌のとある特集見ながら、自分とこの店に勇気をもらったような気がしました。
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