TAMRON AF ZOOM
わりと最近、MFカメラでもAF撮影を可能にするコシナのAFレンズを紹介しました。チノンにも似たようなレンズがあったと思います。
コシナ、チノン以外の大手カメラメーカーでもAFシステムカメラへの移行期に、専用レンズとMF機ベースのカメラでAF撮影が可能になるカメラ・レンズがありました。こちらに、関連ブログ記事があります→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2010/06/mef-om30.html
前置き長くなりましたが、タムロンにも似たようなタイプのAFレンズがあったのは知りませんでした。
TAMRON AF ZOOM70-210mm/F4、形式名「47A」というみたいです。
タムロンと言えば、アダプトール式のマウント交換MFレンズで有名ですが、アダプトール式のAFレンズもあったのですね(ただし、これ1種類のみ)。
マウントがタムロン自慢のアダプトール式ですから、各マウント用アダプトールを用意すれば、どこのメーカーのMF機でも、これ一本で使い回せてAF撮影が可能になるわけです。
見た目は意外にスリムなんですが、重いですよ!このレンズ。使用電池の単4電池3本未装填の状態で866グラムもありました。
以下、当時のカタログに記載されていた説明文です。
「19種のマウントで約180機種もの35mm一眼レフカメラを装着することができ、手持ちのカメラで簡単にAF撮影を楽しめる画期的なAFズームレンズです。さらに、大口径望遠レンズなどの高級機に使われているインターナルフォーカス方式を採用し、正確かつ、スピーディな合焦を可能にするとともに、フォーカシングしても全長が変わらないので、ホールディングが良く、操作性抜群です。」
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