エルモC-300
フィルムカメラはより気軽なスチルでさえ、非常に趣味性が高くなってきているのですから、シネとなるとより~の話です。
東京近辺でシネ関係を専門でやられている業者さんが2軒ほどいらっしゃるので、私どもの店でも近頃は相談を受けると、その業者さんを紹介させていただいてます。
ただ、久々に凝った8ミリシネカメラが手元にあるので紹介します。
「エルモC-300」という機種。
どこが凝っているのかというと、マガジンを交換することで、4種類のフィルムに対応できるようになっていること。
画像では一つだけ「ダブル8」用マガジンが不足しているのですが、「スーパー8」用、「シングル8」用、そして「ダブルランスーパー8」用が用意されていました。
「ダブルランスーパー8」は「ダブル8」の長尺版で、これに対応している機種は国産では、このエルモC-300とキヤノンの1機種くらいしかなかったそうです。
こういうカメラシステムを見て、ひらめいてしまうのは、既存の35mmフィルムカメラの裏蓋を交換するデジタルバックや、フィルム型のデジタルマガジンみたいのを装填して、デジタル撮影が容易に出来るようになればいいのになぁ~って、やつですね。
*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。