七洋光学工業
七洋光学工業のプラトーシックス(Pluto Six)L型。1954年モノ。正直なところ、ネットで検索してもほとんどデータありません。
朝日ソノラマの「国産カメラ図鑑」に辛うじて載っていました。
希少度★★★☆☆(五つ星中三つ)。この希少度の説明を抜粋すると、
- 入手するのに一年位かかる事もある
- 戦前のカメラの平均値
- 戦後の小メーカーの製品は平均値 とのこと。
確かに、3番目に該当しますね。
また、同図鑑には「shichiyo optical co.」と表記され、「冥界の王プルートにちなんで命名されたが、何故かプラトーと誤読されて通称となってしまった」と、説明あり。
さて、「国産カメラ図鑑」と実物を比べて気になることが2点。
今回カメラと一緒に入って来た元箱には「Shichiyo」ではなく「NANAYO」と表記されてます。「七洋」の読みが違う。。。
愛用者カードには「プラトー」と書かれていて、通称どころじゃなく、メーカー公認の正式名称になってます。
この2点、どう説明してくれましょう(笑)、、、朝日ソノラマさん。
さらに、カメラ本体や革ケースに刻印されたマークが紛らわしい。「7」の数字をバックに「PLUTO」のアルファベットがデザインされているマークなのですが、これじゃ、「プラトー セブン」みたいじゃないですか。カメラの名称は「プラトー シックス」なのに。
「7」が、「七洋」の「七」であることは分かりますが、これは紛らわしいですよね。