和製ズミクロン
その描写の良さから、密かに和製ズミクロンの別名を持つ「XRリケノン50㎜F2」ですが、製造時期によって、大きく分けて3つに分類できます。
- 初期型は、オール金属製鏡胴で最短撮影距離が0.45m。
- 中期形は、鏡胴がプラスティック製になり、重量・質感共に落ちる。
- 後期型は、プラ製鏡胴自体がコンパクトになる。
- 中期・後期型とも最短撮影距離は0.6m。
- すべて、マウントはKマウント。
という違いになります。
光学系に大きな差は無いのだけど、質感を求めるマニアから、初期型が珍重されているとのこと。
「とのこと」という表現をしたのは、私も最近までこんなに詳しくなかったから~。それを教えてくれたのは、常連Iさん。
さて、そのキッカケになったのが上の画像の個体。
これが初期型のXRリケノン50mmF2。画像では金属鏡胴であることが分かりずらいでしょうが、最短撮影距離が0.45mであることは確認出来ると思います。
少し前に違うレンズだけど「148470」という製造番号のレンズがあって、語呂合わせで「イシバシナオ」さんにおススメ~なんて、おふざけを書いたことがありました。
で、恐るべき?偶然なんですが、前述のXRリケノンの詳細を教えてくれたお客さんIさんって、イシバシさんなんですよ!ビックリでした!!