我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年7月27日 (金)

和製ズミクロン

N822
その描写の良さから、密かに和製ズミクロンの別名を持つ「XRリケノン50㎜F2」ですが、製造時期によって、大きく分けて3つに分類できます。

  • 初期型は、オール金属製鏡胴で最短撮影距離が0.45m。
  • 中期形は、鏡胴がプラスティック製になり、重量・質感共に落ちる。
  • 後期型は、プラ製鏡胴自体がコンパクトになる。
  • 中期・後期型とも最短撮影距離は0.6m。
  • すべて、マウントはKマウント。

という違いになります。

光学系に大きな差は無いのだけど、質感を求めるマニアから、初期型が珍重されているとのこと。

「とのこと」という表現をしたのは、私も最近までこんなに詳しくなかったから~。それを教えてくれたのは、常連Iさん。

さて、そのキッカケになったのが上の画像の個体。

これが初期型のXRリケノン50mmF2。画像では金属鏡胴であることが分かりずらいでしょうが、最短撮影距離が0.45mであることは確認出来ると思います。

N823
そして、製造番号見えますか? 「148424」。

少し前に違うレンズだけど「148470」という製造番号のレンズがあって、語呂合わせで「イシバシナオ」さんにおススメ~なんて、おふざけを書いたことがありました。

で、恐るべき?偶然なんですが、前述のXRリケノンの詳細を教えてくれたお客さんIさんって、イシバシさんなんですよ!ビックリでした!!