自分の瞳で~
先週、「水準器が~」と話題にしたローライフレックス・スタンダード。
このカメラにはもう一つ特徴的なファインダーが備わっています。それは、他の二眼レフでも機種によっては装備されているスポーツファインダーなんですが、ちょっと面白い仕掛けがされています。
カメラ上面のピントフードの側面2面と後方1面を折り畳み、前面は枠だけ残して折り畳みます。すると、上の画像のような格好になります。ここまではありがち。
一緒に写っているiPhone(赤いケース入り)が撮影者の顔だと思ってください。これで、ピント合わせは出来ませんが、アイレベルで画角を確認できます。
ローライフレックス・スタンダードの場合の凝った仕掛けは、残った枠の中心にある丸い部分(撮影者側)が鏡になっています。そこに自分の瞳が写るように構えなさいよ!と目安を教えてくれるような仕掛けになっているんです。
下の画像では、iPhoneのレンズが鏡に写っていますよね。本来であれば、ここに自分の黒目がギョロッと写るんですけど、さすがにその様子を撮影するのは不可能でした。。。