我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年3月17日 (土)

吊るされてもタクマー

N264
我楽多屋の2階移転に伴い、1階の天井に吊るしてあったディスプレーカメラも2階の天井に移したのですが、その移動の際に気付いたこと。

ペンタックスESに装着されていたSMCタクマー50㎜F1.4を何気にチェックしたところ、ヘリコイドの動きが実にスムーズなんです!!

普段から買取りで入ってくる、いろ~んな状態のレンズを扱っていて、おしなべてタクマーレンズのヘリコイドを回す感触が良いことは気付いていました。

ニッコールにありがちな回す感触がスカスカになっていたり、他ブランドで時々ある、グリスが固着してしまうのか、全然回らなくなってしまうのとかが、タクマーではほとんど見られないのです。

とはいえ、このタクマーは我楽多屋の天井から吊るされたまま10年以上が経過しているんですよ。スゴいと思いませんか!!それに、レンズもクモリやカビが発生していないのです(これは天井の環境が良かったのかもしれませんが)。

このことを買取名人に話すと「ほほぉ~、凄いね!」と言いながら、レンズを覗いて「少しヤケてるね…」と。

確かにヤケているのかもしれないけど、タクマーはそうでなくても黄ばみやすいですけどね。。。

というわけで、最近ネタにした腐ったニコンカビったニッコールの次は、吊るされてもタクマーネタでした(笑)。

*ヘリコイド:カメラのピント合わせのために、レンズのピントリングを回転させて、鏡胴をフィルム面に対して前後させる仕組みのこと。