懐かしコンパクト
右から、キヤノン デミ(1963年)、リコー500G(1973年)、フジカコンパクト35(1966年)。どれも今から40年近く昔のカメラです。
共通点と言ってもそんなに難しく考える必要はなくて、見た目の問題。
そう、どのカメラもボディ上面中央が黒帯状になっていて、黒と銀のツートンカラーになっているんです。多分、この時代のちょっとした流行りだったのではないかと思います。
ただ、黒く塗ってるだけではなくて、デミとリコーの場合には、裏蓋自体が黒帯と接するところまで一体型になっているので、構造上も他のカメラとは違う作りにしていると言えます。
理由はどうあれ、この手のカメラを知っている世代には、これらのカメラが昔懐かしいデザインと受け取れるんじゃないでしょうか?
実は記憶が定かではないんですが、私自身、小学校低学年時代に自分の意思で最初に使ったカメラが、このフジカコンパクト35だったハズなのです。兄のカメラを借りて、京王線飛田給駅近くで電車をモノクロフィルムで撮った記憶があります。。。