スーパーAでキレイ自慢
ペンタックスSuperA(スーパーA)は、マニュアルフォーカスのフィルム一眼カメラです。露出のオートが可能(絞り・シャッタースピード両優先及びプログラム)な便利なカメラでありますが、ゆえに電子カメラなわけで、昨今の中古市場では、年々と淋しい立場になってきています。
先日、アローカメラで買取った後に我楽多屋で陳列するべく、簡単な動作チェックをしながらファインダーを覗いて「おぉっ!」と思ってしまいました。
えらくクリアで明るいファインダーなのです。その程度は「スーパーA」級!?
装着されていたレンズはA50mmF1.7。1.2よりも1.4よりも、暗めな1.7。
今まで、スーパーAのファインダーを意識して覗いたことはありませでしたが、同じような驚きを覚えた記憶はありません。気になって調べてみたところ、スーパーAのファインダーが、格別にイイ!という評価は特に見当たりませんでした。
この個体がもともと良い寄りの個体で、なお且つ保存状態も良くて20余年を経過した今も、ベストなコンディションを保っているとしか思えません。
こういう感動は共有しないと!と思って、その後、何人かのお客さんに「このファインダー覗いてみてくださいよ!」とお願いしてみた結果は、ほぼ100%の人が「おっ!」とか「へぇ~」と言われて、クリアで明るいファインダーだと評価されました。
きったね~系の自慢も面白いですが、こんなキレイ自慢も楽しいものですよ!!(いや、こっちの方が正統なのか?)