我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年4月28日 (木)

キャップ内蔵レンズ

P600 
P601 
世界広しといえども、レンズにキャップが内蔵されているのは珍しいかと思います。コンパクトカメラなどは別にして、一眼レフ用レンズとしては、他に存在するのかどうか?

ミノルタα用レンズに一時期、画像のようなレンズがあったのです。レンズの側面前部にあるレバーを操作することで、レンズ前にあるカバーを開閉出来るので、レンズキャップが要らないのです。

このタイプのレンズが継続的に造られなかったということは、何らかの理由があるのでしょう。構造上の問題、デザイン上の問題、トータル面での必要性などなど。しかし、キャップの紛失や利便性だけを考えた場合の必要性では、抜群のアイデアであったとも思うのですが~。

探してみたら、多分、この世に2種しかないと思われる2種ともが、ちょうど店にありました。35-80mmと80-200mm。

そして、もっと凄いこと?に気付きましたよ!(といっても、大したことじゃないけど)。この2本、前面のカバーが閉じた状態、開いた状態では、見た目がほぼ同じなのに、カバーの開き方が違うんです。35-80mmは中心線から上下に開いていくのに(画像下右側)、80-200mmは斜めに開いていくんです(画像下左側)。文字と画像では分かりずらいでしょうけど~。

でも、、、もう1本あった35-80mmは斜めに開いたので、どうやら、カバーの開き方の違いは、標準ズームと望遠ズームで違うのではなくて、多分、前期型と後期型で意匠を変えたのかと推測します。

また、派生内容ですが、こんな記事を見つけました。→http://dc.watch.impress.co.jp/cda/labo/2009/01/26/10058.html