生まれ年のライカ・・・
ちょっと前から、気になって置いてある「ライカのレンズ」というカタログがあります。
古いカタログは、その表現が独特だったり、作例にも興味深いものがあったりするものです。また、推測ながら、自分の生まれ年に近いカタログだろうな~というのも気になった理由の一つ。
実は、これにも「呼び」の経緯がありまして、先月半ばごろ、このカタログの復刻版がありました。
で、前述の通り、私自身が非常に興味深かったのでよ~く見ていたところに、日芸のH君がご来店。きっと、H君も関心あるだろうなぁ~と思って、「良かったら、どうぞ差し上げますよ!」と、ちょっと太っ腹なところ!?をみせてみました。結果、とても喜んでいただけました。
その数日後、いろいろとまとめて買取ったものを整理していたら、またこのカタログが出て来たのです。今度は当時の原本。
その直後にH君がタイミング良くご来店。再び太っ腹なところ!?を見せて、「良かったら、この前の復刻版と交換しようか~?」と言うと、H君は「いや、原本は貴重だから、遠慮します。欲しい人に売ってください」と謙虚。
そのまま、年を越し。
飯田鉄先生がご来店された時に、このカタログが話題になりました。飯田先生も興味深くご覧になっていたので、「これはいつ頃のものでしょう?」と聞いてみると、巻末に記された数字の羅列を見て、「1969年でしょう」と。
「やはり~私の生まれ年にビンゴだっ!」と私が言うと、飯田先生が「これは二代目さんのところで」と私の方へ差し出しながら、「ネタにもなるじゃないですか!」と。
というわけで、本日のネタに採用されたのです。
生まれ年のライカを所有したい~という話はよく聞きますが、生まれ年のライカのカタログとは…(笑)。