我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 改めて銀塩を | メイン | え゛~っ!取説が~!? »

2010年12月 3日 (金)

ここにも龍馬

Q0191 

NHKの大河ドラマ、個人的にほとんど見ないのですが、先日最終回を迎えた今年の「龍馬伝」と、数年前の「義経」は観破しました。「観破」って言葉は存在しないみたいだけど、「読破」に真似てみた。

今年は「龍馬伝」の影響で至るところで、龍馬ブームが起きていたようですね。流行語大賞にも「・・・ぜよ」という高知弁がノミネートされていました。

フジフィルムさんの宣伝ポスターにも、坂本龍馬が登場しているものをみつけました!

 

写真をなめたらいかんぜよ
~(略)~現在の日本、
気軽に何百枚と撮影された写真のほとんどが、
目に見えないデータとして保存されています。
予測のつかない事故で瞬時に消えてしまうデータ画像。
5年先、10年先にどれだけの写真が残されているでしょうか。
だから、大切な一枚は銀塩プリントで。

 

このポスターの趣旨は、画像データの危うさから、銀塩プリントの必要性を訴えているものです。目に見える形で残すこと(プリントすること)が大切だという、私が以前から訴えていることと同じであり、フジフィルムさんがこういう宣伝をしていることに喜びを感じました。

今のご時世、撮影はデジタルカメラ~が大多数派だから、ここまでの内容でいいんでしょうが、もう一歩、踏み込んで「撮影も銀塩で~」という宣伝も望みたいところです。

「銀塩プリント」まででは、保存とか歴史的観点での写真文化の維持になってしまいますが、「撮影も銀塩で~」なら、撮る楽しみ喜び…など趣味的芸術的観点での写真文化の維持まで訴えられます。昨日のブログで紹介したように、銀塩カメラにはデジタルカメラにはない奥深さがあるのですから。