我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年12月 2日 (木)

改めて銀塩を

Q0186 

今までも、銀塩カメラの良さを地味に地道に訴えてきたつもりですが、ここで、今一度。

常連Fさんからいただいたメールでこんなことが書かれていました。

 
~(略)~やはり同じ場所で、他の人達が撮影した写真を見るのは面白いです。建物の撮影なので、空間を意識するのは当然なのですが、同じ様な場所を撮影しているので、何か人と違った「作品」を撮ってやろう!という感じになるのか、各自の個性が出て、とても楽しい写真が沢山ありました。

照度の少ない部屋の中から、明るい中庭を撮影して、部屋は「黒」に近い状態で中庭がくっきりと写っている写真。本人も意識した写真では無いのですが、多分デジカメなら「イメージと違う!」と消去されていたと思います。その1枚に「なんかこの写真面白いよね!」って意見がでて、なんだか作品みたいな扱いになってきたりしました。

馬の息子の写真もそうでしたが、何気ない1枚の写真がプリントされた事で作品みたいになっていくのは、やはり銀塩の良さなのでしょうね。

 

上の画像は、文中にあった息子さんが撮った馬の写真です。実は私もその場に一緒にいたのですが、こういう写真を撮る発想はなかった、、、馬は隅で、夜空をこんなに大胆に入れてしまうなんて、、、でも、この写真気に入ってます。

失敗(という表現は正しくないかもしれませんが)でも作品に成り得る可能性がある~、思わぬものが撮れる可能性がある~のが、銀塩カメラ、銀塩写真の醍醐味と言えますね。