ズノー50ミリ/F1.1
出ました~!国産レンズの中では、かなりなハイレベルなレアモノ。ズノー50ミリ/F1.1です。
このレンズの描写がどうだ?性能がどうだ?どれほどレアか?などということは、いろいろなところで話題にされているでしょうから、ここでは、後ろ玉の美しさを見ていただくべく、取り上げてみました。
どうです?上の画像。店内で簡単に撮ったので、撮り方が良くない!などとお叱りの言葉はご勘弁下さい。半球状に盛り上がった後ろ玉は、マウント部分よりも出っぱっているので、気をつけないと簡単にキズを付けてしまいそうです。
見事な美しさの半球状の後ろ玉を見て、田中長徳先生が時々言われている「舐めたくなる...」という感覚が分かった気がしました(笑)。
これは、ライカLマウントですが、コンタックスやニコンSマウントも作られていたようです。
ズノー50ミリ/F1.1:帝国光学工業製。戦時中に海軍の依頼で開発が始まったらしいが、発売されたのは戦後の1953年のこと。今回紹介した個体のように、後ろ玉が著しく飛び出ているのは初期型で、「ピンポン玉」という愛称もあったらしい。1955年には後ろ玉が改良された後期形に改められている。