我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年8月 2日 (日)

我楽多屋の品物には

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「我楽多屋さんの品物には気が宿っている感じがする・・・」と言われたお客さんがいらっしゃいました。

また、「我楽多屋さんの品物は安心して買える・・・」と言われたお客さんもいらっしゃいました。

今でこそ、ジャンク品を扱う中古カメラ屋さんも増えてきていますが、我楽多屋がオープンした頃には、非常に稀な存在でした。中古カメラ屋というと、高級機の中古品や状態・程度の良い中古品を扱うばかりでした。

そういう時代にはジャンク品やがらくた品を扱っているというだけで、我楽多屋の存在価値があったように思います。

しかし、ここ数年でジャンク品を扱う店が増えてきました。中には言葉は悪いですが廃棄物を扱うかのように雑な扱いをしたりするところもあるようです。(確かに「junk(ジャンク)」はもともと「廃品」という意味合いの言葉ではありますが・・・)

また、この1年くらいはフィルムカメラの需要が下がったことから、フィルムカメラ関連の品物の中に大幅な値崩れが起きている品物があるのも現実です。「フィルムカメラは売れないから・・・」と、市場性の低い品物はまだまだ使えるものでもジャンク品扱いをして、価格を下げ、扱いも悪くなり。。。という傾向にもあるようです。

今、あえて我楽多屋では、品物の値付けにあたり、簡単なチェックを心がけるようにしています。現状で使用が可能なモノまでジャンク扱いせず、使えるものは使えるものとして値付けをするようにしたいと。だからといって、厳密な整備点検まではしていません。そこまですると、その手間代がかさんでしまい、手頃な価格設定は出来なくなります。

使用に問題があるようなジャンク品でも簡単なチェックと外観の清掃くらいは行なって、見た目のキレイなもの、部品取りが可能なものなど、それぞれそれなりの価格を付けるようにしています。

そんなところを感じていただいたお客さんから、冒頭のようなメッセージをいただけたのだと思います。