Lensbaby 3G
Kenkoさんが販売しているアメリカ製のおもしろレンズです。
簡単、自由自在にあおり効果が得られる魅力があるものの、定価39,900円と少々お高いので、あまり見かけないというのも事実。
数日前にアローカメラで買取したものの中にこれのαマウントがあり、我楽多屋に並べていました。関心を持つお客さんの多くが「αマウントでなければ・・・」みたいなことを言われます。ニコンFや、キヤノンEFや、ペンタックスKマウントならいいのに、、、という雰囲気。やはり、使用カメラのメーカー別シェアの差なのでしょうか~。
そこへ、今朝アサイチで来店されたお客さんに質問されました。「レンズベビーだ!これ何マウント?」と。私が「αマウントなんですけど・・・」とトーン低めに答えると、「えっ!αは少ないんだよね。う~ん、魅力的だなー」と返ってきました。
すると、一緒にいらした奥様が「お財布持って来てないわよ」と。おそらく、朝のお散歩の途中で立ち寄っていただいたのだと思われます。少し迷われた後、「αだから、そう簡単に売れないよね!?また後で来るよ」とお客さん。
我楽多屋では基本的にお取り置きはしていないのですが、これは例外です(現物を見ていただいてお買い上げ意欲満々ですから!)。「今日ご来店いただけるなら取って置きますよ」と私が言うと、「OK!じゃあ、昼過ぎに買いに来ます!」と。
このお客さんは時々、我楽多屋を覗きに来ていただく方で、ご近所にお住まいのよう。店の出際に「お金を持たないで買物に来ちゃいかんよね・・・」とボソボソと言われてました(笑)。
で、外で品物を物色していたバルナック中学生に「少年!カメラは何を使っているの?」と声を掛けて行かれました。彼がキヤノンの革ケースを肩から提げていたからでしょう。この続きはまた改めて!
ちなみに、店にある資料で調べた限りでは、2007年11月版のKenkoカタログに「レンズベビー3G」は新製品として表記され、αマウントを含む6種類のマウントが記載されています。しかし、2008年11月版のKenkoカタログには、αマウントの記載はなく、その他5種類のマウントも在庫僅少品と表記されていました。