我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 写真コンテスト | メイン | 雨の日サービス »

2009年1月29日 (木)

下取りキャンペーン?

2009129

ここ数日間、Nコン社のカメラを「壊れてて構わないから安いのない?」と買いに来る人が続いています。こちらから、突っ込んで聞くことはしていませんが、その中のお一方は「代替えに使うから・・・」とこぼしていました。

これは推測するに、メーカーか何かが、プロ向けに新機種(多分、D?Xでしょう。。。)を販売するにあたって、値引きの条件として下取り品があることを条件にして、体裁を整えているのでしょう。まぁ、そういうのもアリでしょう。

大手量販店などでも、同じようなキャンペーンをやることがありますよね。新品を販売するにあたって、下取り品があれば一律3,000円で下取ります~!みたいなのが。こんな話を聞いたことがあります。店員さんが、新品を購入しようとしているお客さんに、「店の外で売っている1,000円とかのジャンク品を買ってからこちらに来てもらえれば、3,000円で下取るので、2,000円お得ですよ!」と案内していたそうです。

しかし、この一律というのが恐ろしい。カメラに詳しい人なら騙されない!?でしょうが、そうでない人の場合は、持っているカメラが3,000円以上の価値があったとしても、そのキャンペーンに便乗してしまうのです。結果、安く買われてしまうわけです。

多分、量販店の店員さんは事務的にお仕事をされる人が多いというか、それが業務でしょうから、「このカメラはちゃんと買取りに出した方がいいですよ」などとはあまり言ってくれないかもしれません。それでも、時々あります。BックカメラさんやYバシカメラさんにうちの店を聞いてカメラを売りに来ましたというお客さんが!感謝感謝です。

話を戻します。ジャンクや手頃に使える程度のNコンのカメラを探しているマニアにとってはいい迷惑じゃありませんか!?我楽多屋としても、あんまり嬉しくないなぁ~というのが本心です。デジタルカメラ全盛の中、貴重遺産のフィルムカメラを探し、遊んでいるアマチュアやマニアの楽しみを、メーカーとプロが荒らしているようで・・・。