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2008年11月20日 (木)

ボトムグリップとトリガー巻上げ

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しかし、こいつはシツコイ!と思われるかもしれませんが、ネタにした途端に呼んでしまうんだから仕方ないです。

ホントに時々しか見かけないボトムグリップが、昨日整理したがらくたの中にありました。画像内でカメラ(ペトリハーフ)に付いているのが、今回出土したボトムグリップ。これはどこのメーカー製なんでしょうか・・・本体には何にも書かれていないので、知る術がありません。ちなみに、一緒に並んだボトムグリップの左側は「キヤノンレンジファインダー用」、右側は「カメラケースの底ネジで作った手作りモノ」。

一昨日のブログ、古い雑誌の記事中にあったキヤノンVTもそうですが、巻き上げがトリガータイプのカメラには、ボトムグリップはさらに有用な小道具になります。トリガーレバーを人差し指で引く際に、残りの指と手のひらでボトムグリップ握ることで、とても操作性があがるからです。

フィルム巻き上げが電動になった最近のカメラでは縁遠い話になりますが、機械式金属カメラではフィルムの巻き上げというと、カメラ上部にあるレバーを引いたり、ノブを回すことで行なうのが普通です。

それに対して、トリガー巻き上げとは、カメラの底側に付いたレバーを引くことでフィルムを巻き上げるタイプのこと。カメラ自体がトリガー巻き上げのモノもあれば、ライカビットなどのように、カメラの底に取り付けることによって、トリガー巻き上げを可能にする外付け部品もあります。

トリガー巻き上げは、速写性に優れるなどの利点があるものの、三脚にカメラを据えた時には操作性が悪化するなどの欠点もあります。