機械式カメラをリハビリに
もう2~3年前の話でしょうか。お客さんからこんな話を聞きました。
そのお客さんは老人介護施設で働かれている方。自分の担当しているお爺さんが、かつてカメラ好きだったことを知って、我楽多屋で買ったジャンクのペンタックスSPをお土産に持って行ってあげたそうです。そのお爺さん、手や指の動きが不自由でリハビリを続けているのですが、そのカメラに喜んで、いろいろといじり始めたそうです。程なく、お爺さんがレバーを巻き上げ、シャッターボタンを押していることに気付いてビックリ!!それまでの経過からして、そういう手指の動きをしていること自体がすごい回復だったらしいのです。
それからは、他のお爺さんやお婆さんにもカメラを持つことを薦めたそうです。カメラを操作することは「指先を動かす」こと、撮影をすることは「何をどう撮ろうか考える」こと、さらには、「体を動かす」ことにつながり、いろいろなセラピーとして素晴らしい効果が望めるようです。
カメラで若返る!間違った話ではないです!ホントに!