我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年4月 3日 (木)

記録的買取り

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アローカメラには日々多種多様なカメラ・レンズの買取りがあるのですが、その内容をパターン分けすると、どんな分け方が出来るでしょうか。

あまり使わなくなった機種やシステムを整理するために売りに来られるとか、買い換えで不要になる機種やシステムを売りに来られるパターン。この場合、カメラ1~2台にレンズ数本という内容が多く、例えば、すっかりAF機ばかり使うので、MF機のキヤノンNewF-1とNFDレンズを広角・標準・望遠と3~4本くらいを手放すとか、山登りで中判を使っていたけど年齢とともに重量が負担になってペンタックス67のシステム一式を手放すとか、ニコンF6を購入するからF4を手放すとか・・・。こんなのがよくあるパターンです。

ところが、写真を撮るというよりは、コレクション寄りの方が動かれた時は、かなりな量のカメラ・レンズが出てくることがあります。ニコン好きな人の場合、F・F2・F3・F4・F5・・・と1桁シリーズ一揃えは当たり前、FやF2などは各ファインダーごとにボディーも付いていたりしますから、1桁シリーズだけで10台なんてザラ!さらに、FM・FM2・FA・FE2や、AF機のF801・F90・F100・・・、当然にレンズもMF、AFともにズラリと揃っていたりします。さらに、人によってはニコンだけでは飽き足らずに、ライカやコンタックスあたりにも触手を伸ばされていたりするので、台数はさらに増えます。

また、メーカーにはこだわらずにフラッグシップ機や人気機種をコレクションされている人の場合は、ニコン、キヤノン、コンタックス、ミノルタ、ペンタックス、ライカ、ハッセル・・・と大手各社数台ずつ、さらに、リコーGR1やフジTX-1、マキナ67、マミヤ7・・・などもプラスされ、やはり合計で数十台。しかし、面白いことにこのタイプの方の場合、レンズの数はそれほど多くない傾向があります。

で、今までで一番の記録的な買取りは10年ほど前のことです。東関東在住の方のところへ3回に分けて出張買取りに行きました。さすがに一度で整理はお客様も忍びなかったのでしょうか・・・。3回の内訳は乗用車、乗用車、ワンボックスカー、一回で持ち帰るとしても1トン車では足りなかったかもしれません。その方はご自宅の隣りに、趣味専用の倉庫を建てられていて、その中にはカメラ以外の趣味のコレクションが多数ありました。中ではラジコンヘリコプターと鎧が目立っていました。カメラを手放すきっかけはこの鎧の収集を始めたから!と言われていました。たしか、買取り額の合計が800万円くらいだったでしょうか!?

アローカメラでは、品数がたくさんある買取りも喜んでご相談にのります。