我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2017年11月16日 (木)

特上ゾルキー!?

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「バルナックライカを調整に出したら、改悪されてゾルキー以下になって戻って来た…」なんていう悲しい話を最近聞いたばかりだったので、余計に感動が大きかったゾルキーです。

ゾルキーは、ドイツのライカをコピーしたロシア製カメラ。ただ多くの個体で、巻上げの感触がゴリゴリしていたり、シャッター切ってもゴトンって感じだったりします。

画像のゾルキーは物々交換でやって来たのたですが、かなりキレイな外観の程度以上に、巻上げの感触やシャッターの切れ具合が良いのです。といっても、そりゃまともな状態のライカに比べたら良くないですよ。

シャッター幕もきれいだし、ファインダーの見えも良いので、どこかで整備されたものなんでしょう、きっと。

この感覚が何かに似てるなぁ~と思ったら、スポーツで常勝チームを応援するのと、そうじゃないチームを応援するのに似ている気がしました。

ライカは感触良くて当然、ジャイアンツは勝って当然。でも、ゾルキーの感触が良いと喜びが大きいのは、弱いチームが勝った時に喜びが大きいのと同じなんだろうなぁ~と。

果たして数日後、改めてそのゾルキーの感触を確かめてみましたが、たしかにゾルキーとしては良いです。ただ最初に感じた感動はやはり、、、改悪ライカの話を聞いた直後だったのが相当に作用していたように思えてきました(^-^;

それでも、こういうワクワク的な楽しみがあるのが、中古品や共産圏産のカメラだったりするわけです。

 

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