我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2017年8月19日 (土)

製造番号の落としモノ

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床になんか落ちているなぁ~と思ったら、数字が打刻された薄い鉄板でした。

その直前に動作チェックなどしてたカメラがあったので、すぐに「あれの製造番号だろう!」と勘が働きました。確認したら、それでした。

そのカメラはフジのシングル8ムービーカメラなので、そうとう古いものです。貼り付けていた接着剤が劣化して、落下したものと思われます。

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ただ、製造番号って本来はボディ本体に打刻されていないと~と思うのは古い考えでしょうか!?

特に最近のカメラやレンズ他、さまざまな製品の製造番号ってシールで貼られていたり、本体に直にプリントされたりしているのが、かなり多いと思うのです。そして、その気になれば簡単に剥がれちゃうし、擦ると消えちゃったりします。

個体を特定するべきものが製造番号だと思うので、こんな危ういのは如何なものか?と思うのですが...。

 

さて、最後に製造番号にまつわるとんでもない話をひとつ。

もう20年近く前に聞いた話ですが、中古カメラ店のウインドウに並んでいる自分が所有しているのと同型のカメラをよ~く見たら、そこに打刻されている製造番号が自分が持っているのと同じだった!という話をそのご本人から聞いたことがあります。

その人はビックリして、そのカメラのメーカーに「どういうことか?」と確認の電話をしたそうです。その回答は「製造番号は必ずしもある個体を特定するものではなくて、おおよそのロッドが確定できれば良いものである~」との内容だったそうです。しかし、そのカメラは保証書も発行されているような機種なんですけど、修理履歴とかどうやって管理されるんでしょう。

 

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