我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2023年10月15日 (日)

ローライの色フィルターで

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ローライのフィルターを使って、ドイツ語の勉強をしました。

ま、フィルターの色を見ればどういうものか分かるので、今まで特に気にすることもなかったんです。

今、我楽多屋にあるのは3色だけなんですが、どれも枠に記されている文字が違うので調べてみました。

  • 「gelb-hell」は、「明るい-黄色」
  • 「gelb-mittel」は、「中くらい-黄色」
  • 「hellgrün」は、「ライトグリーン」
  • 「hellblau」は、「ライトブルー」

ネット上の画像で見つけた他の色のフィルターでは、「hellrot」 ライトレッドなんてのもありました。「orange」は英語と同じですね。

ホント、今までは何か書いてあるのは知ってましたけど、それ以上のことは全く考えたことがなかったので、色によって違う文字が記されていることさえ気にしていませんでしたが、ちゃんとドイツ語で説明されていたわけです。

ただし、ライトグリーンやライトブルーなどと同じように、hellgelbにならないのか⁉︎は不明です。

 

 

2023年10月14日 (土)

分厚い背蓋

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完全なデジタル世代の人には、これが何をするものか分からない人も多いかもしれません。

これはニコンのフィルム一眼レフF4用のマルチコントロールバック「MF-23」という交換アクセサリーです。

標準の背蓋をこれに換えることによって、コマ間にデータを写し込んだり、いくつかの特殊な撮影を可能にしたりするアクセサリーです。当時定価で60,000円もしていました。

私の記憶にあるのは当時まだ自分で買取り査定などしていない時代でしたが、ニコンF4の買取り依頼があると買取職人(当時はまだ買取プロとしか名乗っていませんでした)はMF-23が付いているか?というのを気にしていました。何故なら、中古市場で必要とされているので十分な査定額アップが可能だったのです。

それから20年以上の年月が過ぎた今、フィルムカメラも根強い人気はあるものの…フィルムカメラで撮影する人たちにこういう機能を必要としている人は少なくなっていますね。

私も改めて、MF-23を見て「分厚っ!」と思ってしまいました。最新の技術をもってすれば「MF-23」の中にデジタルカメラとしての機能を埋め込むことが出来そう!?

さて、MF-23で出来る機能についてはニコンさんのウェブにありましたので、そちらを参照してください。

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最後にアナログやなぁ~と思う部分を。MF-23の液晶表示の左下にある白い部分(経年劣化で黄ばんでますが…)は「メモ板」とされていて、ここにペンでメモを書き込んでおけるようになっています。

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2023年10月13日 (金)

(New)F-1について…

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画像のカタログ2冊はほぼ同体裁のカタログなんですが、左側には「New F-1」と記されていて、巻末には「1986年現在の内容です」と但し書きされています。右側には「F-1」と記されていて、巻末には「1987年現在の内容です」と但し書きされています。

上記の件を「当然じゃん!」とか不思議に思わない人は、以下の今日の内容について正しい知識をお持ちの方と思うので、笑って読んでやってください。

 

キヤノンのフィルム一眼レフのフラッグシップ機である「F-1」は1971年に発売されます。1976年にマイナーチェンジがされます(F-1改とかF-1Nとか呼ばれる)が、ここまでのモデルを俗に「旧F-1」と呼んでいます。

そして、1981年にフルモデルチェンジをして「New F-1」が発売されます。しかしながら、実機ボディには「F-1」としか表記されていません。これが上の画像で左側のカタログにあたります。

私が知らなかったのは、1987年に名称を「F-1」に変更するという記述がウィキペディアに書かれていること。まったく同じボディ(マイナーチェンジさえされていない)なのに、「F-1」になったわけです。これが上の画像で右側のカタログにあたります。

2冊のカタログの内容を確認すると、ページデザインや使われている写真がまったく同じなのに、本文中全部で左側は「New F-1」表記で、右側は「F-1」表記になっているので、1987年に名称変更されたのが事実であることが分かります。

想像するに、フルモデルチェンジしてしばらくは旧F-1との違いをハッキリさせるべく「New」を付けていたけども、発売から6年経過して~もう「New」を外しても良い頃合いだろうってことになったんでしょうね。それがカタログにしっかり反映されているのです。

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★今日に限ったことではないのですが、本ブログの画像、本文中の画像をピンチアウトして拡大すると像が粗くて見ずらいことがあると思います。その際は画像を一度クリックしていただくと拡大画像が開けるようになっています。

 

それでも、われわれ業者間では1981年以降のモデルは全部「New F-1」で認識しています。多分マニアの皆さんの間でも同じですよね…!?

そしてそして、今となってはキヤノンの公式サイト内にある「キヤノンカメラミュージアム」を見ても、1981年以降のモデルは全部「New F-1」でひとくくりにされていますからね。

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2023年10月12日 (木)

出る幕なし

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先日、物々交換に持ち込まれた品物の中にあった1台。

ニッカ3-Sなんですがお客さん自ら書かれたメモ書きが添えられていて、そこには「出る幕なし」と記されていました。

もともとお客さんがジャンクとして入手された時からシャッター幕がなかったそうです。直すなり、部品を取るなりしようと思っていたらしいのですが、その機会無く…今回持ち込まれたようです。

このお客さん、何度も物々交換をご利用くださっていて、ものによって分かりやすいメモを付けてくださったりします。以前はこんなのを紹介したことありました→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2023/05/post-52de.html

物理的に「出る幕」はないんでしょうが、我楽多屋では何らかの目的を持って買って行かれる方がいらっしゃると思うので、そういう意味では「出る幕」があるのかと思います。

 

 

2023年10月11日 (水)

ひつじ雲

本日水曜日は、我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、歩道橋の上から。

急に秋らしい気候になってきました。

出勤中の歩道橋から見下ろすと、ガラスルーフのクルマに秋の雲が~。

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2023年10月10日 (火)

25 Anniversary

本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます。

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「25 Anniversary」のプレートが貼られたニコンF2です。

これは、アメリカでニコンカメラの販売を始めてから25周年経った販社がその記念に独自販売したカメラなんだそうです。当時はフォトミックファインダーAがセットされて、4000台限定で売られたんだとか。

私はそれについて知識が無かったので、常連Yさんからこのカメラを見せられた時に「こんなプレート貼っちゃって勿体ない…」くらいに思ってしまいました。だって、ボディ自体もセットされたアイレベルファインダーも超綺麗な状態だったので。

なお、マニアックな常連Yさん的には、このカメラにセットしたレンズがコシナ製フォクトレンダーのウルトロン40mm/F2であることにもアピールポイントがあったのです。

コシナがフォクトレンダーブランドのカメラやレンズを販売初めてから来年で25周年になるので、その「25th」もボディに貼られたプレートとネタ的にかぶせているわけです(^^)

 

  

 

我楽多屋で買ったモノマガジン更新

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田中長徳先生の連載コラム「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」を更新しました。

第288回目のテーマは「幻の一眼レフ頭脳カメラのペンタプリズムがとんがった系譜を受け継ぐヤシカペンタJ」です。

こちらより、お楽しみください→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/monomagazine3.html

 

*閲覧は2024年1月初旬まで。

 

2023年10月 9日 (月)

キヤノンの「D」

キヤノンのデジタル一眼レフカメラに付けられる機種名には、ほぼ全機種(Kiss Digitalを除いて)に「D」が含まれていて、最初の2機種を除くと「D+数字」か「数字+D」という組み合わせの機種名になっています。

なお、最初の4機種についてはフィルム一眼レフのEOS1-Nをベースにしているのと、これから述べる「D」の文字のボディへの表記の仕方が明らかに違うので除くこととします。あと、フラッグシップの1D系も同様です。

上記を前提に、機種名が「D+数字」にあてはまるのは、D30とD60の2機種のみ。この2機種の「D」はこんなデザイン。これを使ったのは僅か2~3年。

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そして、機種名が「数字+D」にあてはまるのが、D30とD60以降の22機種。これらの「D」はこんなデザイン。これは20年近く使い続けています。

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ま、ただそれだけの話なんですが、キヤノンが「D」を後ろに置く機種名に変更した理由がちょっと気になったりします。それを機に「D」の文字のデザインまで変えてるし。

ライバルメーカーと機種名がダブるのを嫌ったのか?!勝手な想像をいろいろとしてしまいます。

  

  

2023年10月 8日 (日)

そのキャップ見覚えあり

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昨日のお客さんカメラ「ペンタックスK-01」。

もう11年も前に発売されたカメラなんですね。調子が良くないので、四谷にあるPENTAXクラブハウスへメンテナンスの相談に行かれるのだそうです。

手に取って改めて見させてもらいましたが、独特なデザインは古さを感じさせませんね。ただ、使い勝手は…だそうです。

マウントアダプターを介してM42マウントのペンタックスレンズが装着されていましたが、そのレンズに付いているフロントキャップに見覚えが~。

「もしかして、うちの店で買ってもらったキャップですか?」と聞くと、そうとのこと。

何年か前に、どういうわけか鏡胴を銀色に塗ってしまったタクマーレンズが数本、買取りアローカメラから回って来たことがあって、それと一緒に同じように塗られたフードやキャップが余計にあったので売り物にしたことがありました。それを思い出したのです。

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目立つからか?お客さん曰く「無くさなくていいんです」とのこと。

 

  

2023年10月 7日 (土)

PLフィルターについて

本日7日(土)、我楽多屋は都合により午後4時半に閉店時間を繰り上げさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

なお、8日(日)・9日(スポーツの日)は通常営業します。閉店時間は日祝定時の午後5時です。

 

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昨日の午前中、PLフィルターのコーナーに既に売り物として並べてある数十枚のPLフィルターのチェックをしていました。

中古品なので値付けは個別に行なうため…多少のバラツキが出てしまうのは仕方ないのですが、最近になって安めな値付けで並べたものに対して、前から残っているものとの値付けの整合性を少し気にしておかないと、買う側のお客さんを惑わせてしまうこともありますからね。

ものによっては1~3割くらい値を下げたのもありましたし、もともと検品して並べたものでも在庫中に変質してしまうものも時々あるんです、PLフィルターの場合。

上の画像がその例。2枚とも円周部の一部に変な部分がありますよね。2枚のガラスの間にある偏光膜が明らかに変質しているんです。あとは何となくぼわーんと曇った感じになってしまうものもあります。

 

そして、ムムム?と思ったのは、下の例。

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PLと記したケースの中にサーキュラーPLが入ってました。もともと私が書き間違えたのか?とも思いましたが、サイズも違うんですよね…。さすがにそこまでのミスはしないと思われ…。

すると、数枚のフィルターの中身を確認したお客さんが入れ間違えた可能性が高そう。時々いらっしゃるんですよね、1枚1枚確認すればよいのに一度に2枚とかそれ以上ケースから出して確認している人が~。「戻し間違えないように気を付けてください」と何度か注意したこともあります。

しかしながら、このパターンだと普通のPLをサーキュラーPLのケースに間違えて入れて買って行かれたことになり、本来より高い値段で買ったことになります。サイズもワンサイズ違うので、これも高くなっていた可能性あり…。残念でしたね。

実はですね…最初は逆を疑ってしまったのです。サーキュラーPLを安く買おうとして、故意に普通のPLのケースと入れ違えたのか!?と。