片方は欠陥点があるキャップ
今日はキャップの話。こんなキャップに気付いてしまったのは初めてのこと。
ミノルタのマニュアルフォーカス一眼レフ用レンズのリアキャップの欠陥品。
このレンズマウントはツメ3個のバヨネットマウントで、対応するリアキャップの内側には引っ掛かりが同じく3つあって、その3ヵ所どこからでもキャップが被さるようになっています(ほかのバヨネットマウントでもほぼ同様ですよね)。
このリアキャップには縁の部分に3ヵ所「ポッチ」(上の画像で黄色の丸で囲んだところ)があって、レンズに付いている赤い指標と位置合わせの目印になっています。
画像の左側のレンズでは、その赤い指標とキャップのポッチが揃っていますよね。ここからキャップを時計回りに20°くらい回転させると止まります。これが正しいパターン。
しかし、右側のレンズでは赤い指標とポッチがズレています。でも、此処が実際にレンズとキャップが噛み合い始める位置なのです。
要はキャップのポッチとキャップの内側にある引っ掛かりの位置が製造ミスでズレちゃってるんです。今までいろんなキャップを何千、いや何万と見て来ましたが、こういう欠陥品に気付いてしまったのは初めてです。
まぁ、もしかしたら気付かずにやり過ごしている可能性もありますが...。キャップを被せる際の位置合わせが1ヵ所しかないキャップの場合はだいたいポッチがあるので、その位置を気にしながら被せますけど、そうじゃない場合はポッチ自体が無いキャップもあるくらいなので、位置合わせを気にして被せることの方が少ないですからね…。
さて、こんな欠陥キャップ。ミノルタマニアなら欲しがったりするのでしょうか???
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