我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« ゼンザブロニカS2の取扱説明書 | メイン | データバックの年表示 »

2024年8月19日 (月)

ROKKOR LENS

455766097_26330008296614823_9011081

見慣れないカメラだなぁ~と思いました。パッと目に入った「REVERE 3M AUTOMATIC 1064」というブランドだか機種名に見覚え聞き覚えが無いので…。それよりも気を引かれたのがレンズの下に記された「ROKKOR LENS」の文字。

えっ!?ミノルタのレンズが付いてるの?作ってるの?と。

456085331_26330008603281459_6528693

*最初のうちは辛うじてシャッターが切れていて、シャッターを切る瞬間だけ開くレンズガードの中にあるレンズが見えていたのですが、数回シャッターを切ったら動かなくなってしまったので、上の画像ではちょっと無理矢理レンズガードを開いています。

そして、この時点ではミノルタが126フィルムを使用するインスタマチックカメラを出していたっけ?という疑問も一緒にあったので、余計に何?何?と思ってしまったわけです。

調べてみてすぐに、ミノルタブランドでちゃんと126フィルム使用のカメラを作っていたことに気付き、見たことも触ったことも有ることを思い出しました。6機種販売したうち2機種は輸出専用モデルだったようです。

この「REVERE 3M AUTOMATIC 1069」は1969年に発売されたようなのですが、兄弟機と思われるMINOLTA AUTOPAC 400X(輸出専用モデル)の発売は1972年。

見た目の印象はかなり違うのですが、ファインダーやレンズ、シャッターなどの位置から兄弟機であって、ミノルタがOEM生産していたのだろうと思われます。

さて、冒頭で見覚えない聞き覚えない…と書いてしまった「REVERE」ですが、過去に一度このブランドのカメラ「REVERE EYE-MATIC EE127」(1958年発売)を話題にしていました。あれは127フィルムを使うカメラでした。

REVEREは8ミリのシネカメラなどをメインに作っていたカメラで、1960年には3Mに買収されているそうなのでつじつまが合います。

最後にこのカメラ、最初のパッと見で何が気になったかというと、下の画像で一緒に写っているワイルドに改造されたリコーオートハーフに色味やサイズ感がちょっと似ているな~と思ったのも原因です。

455746224_26330008363281483_3388229