我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2023年12月25日

2023年12月25日 (月)

コシナ・ツァイスのディスタゴン

年内は29日(金)まで、年始は4日(木)から営業の予定です

*1月4日の営業時間は10時~16時です。

 

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お客さんレンズ、コシナ製ツァイスレンズ「Milvus」シリーズのディスタゴン50mm/F1.4です。「Otus」シリーズ程ではないけど、高級レンズ。

持ち主のお客さんがこのレンズの気になる点を教えてくれました。ピントリングに太めなラバーが貼られているのは使い加減が良いのだけども、ピントを合わせた後にこの重量級レンズをホールドしようとして構えると、ピントがズレてしまう~というのです。

ピントリングはラバーが貼られている部分よりも、もう少しレンズの先端寄りの鏡胴が少し膨らみだす辺りまで続いているので、構えたつもりが微妙にピントリングを回してしまう~のだそうです。

そう聞かされてから、私も実機を構えさせてもらいましたが、言われていることが理解出来ました。

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画像をよく見ていただくと分かると思いますが、鏡胴が少し膨らみだしたあたりに線があるのが分かりますよね。この線からボディ側がピントリング。しっかりホールドしようと思うと線より先の部分に指を添えないといけない感じです。

個人差はあるでしょうけども、写真を撮るカメラ好きというか、実に使う立場からの真面目な感想ですよね。

しかし~このレンズをニコンFE10に付けて持って来るあたりはマニアック。お客さん曰く「同じコシナ製なので合っているような気がする」とのことでしたが…。

 

 

いけずなトプコンメーター

年内は29日(金)まで、年始は4日(木)から営業の予定です

 

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物々交換で持ち込まれた品物です。

お客さんが「私が持っていても使い道がないので…」とおっしゃられていましたが、その通りな露出計なのです(>_<)

どういう意味かと言いますと、シャッタースピードダイアルなどに連動しないクリップオンタイプなので普通にアクセサリーシューに乗せることが出来れば、他のカメラでも使用が可能なんでしょうけども。

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取り付け部の形状が専用機(トプコン35-L)の上面形状ピッタリとギリギリにデザインされているので、他のカメラへ装着がまず無理なんです。そのうえ、ボディ背面側からスライドさせる向きでアクセサリーシューに装着するならまだ使えるカメラもありそうなんですが、何故か専用機のボディ前面側からスライドさせる向きで装着する向きなのです。

万が一のレベルで装着可能なボディがあっても、下の画像のように露出計の前後が逆になってしまいます。

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単体露出計として持ち歩く方法もあるのですが、目盛にシャッタースピード・絞り値の表示が無くてライトバリューだけなので、ライトバリューを覚えるか計算できないと使えません…。

というわけで、トプコン35-Lを持っている人でないとほぼ使い道に困る~露出計なのです。