大和光学製
う~ん…見た記憶が有るような無いような…変な?カメラ2台。一瞬は雰囲気違って見えますが、ちょっと見れば同じ造りをしているのに気付きます。
片方は「PALMAT Automatic」と記されて、ボディ前面中央に「y」を象った赤丸マークがあります。
これでピンッ!と来る人もいらっしゃるのではないでしょうか。バルナックライカを二回りくらい小さくしたような「Pax」を造っていた大和光機。Paxには無いんですけど、ほぼ同型で別ネームで販売された「Pal」には、この「y」マークが付いていました。
もう一台は「Mansfield skylark」。半年ほど前に同じ「skylark」を名乗るカメラが我楽多屋にありました。あれはローヤルカメラが製造して、アメリカのMansfieldブランドで販売した「skylark V」でした。
2台の微妙な見た目の違いですが、skylarkの方はファインダー窓と露出計受光部を囲むような黒い枠があります。また、PALMATの方はレンズ前面の製造番号などが記された名板のまわりに受光部のような飾りがされています。
これくらいの違いで、背面・底面は同一。カメラの幅や奥行きなどPaxと同サイズなので、カメラの下半部はかなり共用しているんじゃないかと思われます。
カメラ機能としては、シャッタースピードはB以外に2~6までの数字で記された5段階が用意されていて、シャッタースピード優先のオートで撮る仕組みのようなんですが、2台ともシャッタースピードが変わってる気配無いし、大きな受光部のある露出計も働いていないようなので絞りが変わりません…。
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