我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2022年5月10日 (火)

オールドデジカメブームは来るのか?

本日第2火曜日、明日水曜日は我楽多屋の定休日です。よろしくお願い申し上げます

 

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少し前にキヤノンのパワーショットPro1を我楽多屋に並べました。2004年発売時に10万円以上した、当時のパワーショットシリーズのフラッグシップ機です。

しかし、動作確認出来なかったので値札には「動作未確認」と書いて、それに見合った(私の判断ですが…)値付けをしていところ、思いのほか~すぐに売れてしまいました。

今回はニコンのクールピクス8800がやって来ました。これも見事に同じ2004年に発売された、10万円越えのクールピクス・フラッグシップ機。

そして、同じく動作確認が出来ません。

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どうやら近頃、一部でオールドデジカメを楽しむような向きが出て来ているようですが、この流れは大きな流れに成り得るのでしょうか?

ところで、我楽多屋的に(多分、他の中古カメラ店でも同じ)こういった古いデジカメが出て来たところで、以下のような状況で動作確認が出来ないパターンが多いのです。

充電器が無くてバッテリーの充電が出来なかったり、そもそも専用バッテリーが付いて無かったり、バッテリーも充電器もあったところでバッテリーが死んでいてどうにもならないこともあります。

こうなると、動作未確認品として売るほかなく、お客さんには壊れてるのも覚悟で買っていただくしかないのです。

以前、お客さんに「自分で使えるバッテリーを持って来るので、動作確認してから買ってもいいですか?」と聞かれたことがありました。

ケチな話になりますが…それをOKして、お客さん持参のバッテリーで動作確認後にカメラが壊れていることが確定した場合、そのお客さんはお買い上げされないわけです。でも、残されたカメラはもう動作未確認品として売るわけにいかず…不動品として売ることになるので、値付けを少し下げないといけなくなります。

実際はそのお客さんとのコミュニケーション次第でOKすることになりますが、不動品と分かった場合に値下げ分の補填は誰がするの?って話にもなりますよね、ホントにケチな話ですが。

なので、原則「動作未確認」と書かれた品物は、未確認のままお買い上げいただくのが筋だと思うんですけどね…。

あれ?話がオールドデジカメの話から、愚痴みたいな話に変わってしまってますね。スミマセン。