我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2020年9月 8日 (火)

ダークボックス

*7月から、我楽多屋のみ定休の水曜日に加えて、第2火曜日・第3火曜日もお休みさせていただいておりますので、本日8日と明日9日は連休です。よろしくお願い申し上げます。アローカメラの買取り業務は本日8日通常営業です。

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デジタル世代の人たちには、これを見せて「ダークボックス」と言っても分からない人の方が多いと思います。

これ、猫が出入りして遊んだりするハウスではありませんからね。

ちょうど傍らに「写真用語事典」(日本カメラ社)があったので抜粋すると、

「ダークボックス/ダークバッグ(文字通りの暗い袋で、暗室代わりにこの袋の中でフィルムの詰めかえや、現像タンクに撮影済みのフィルムを巻込むなど多目的に使える)同様の目的で作られた木製箱。袋だと内部の作業がやりにくいため、布製の袖を箱の両側に付け、箱は天部が開くようにしておき、ここから必要なものを入れ蓋をしめ、左右の袖口から両手を入れて作業する。箱のため携帯性には欠けるが、カメラ店などの店頭には、フィルムがカメラ内で切れたりした事故のときに、この箱の中で処理すれば救えるので用意されている。」

そういうものなのです。

今までにも何度か我楽多屋に出てはいるのですが「置き場所が無いから~」と、いつも売り物にしてきました。まぁ、ダークバッグやダークボックスが無くても、閉店後にバックヤードのトイレが暗室状態に出来るんですけども…。

今回は事典にあるように「事故が発生した時に救えるよう」に置いておこうと思います。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、および ブログ「カメラ買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。