我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年3月18日 (月)

パリから荒木町、30年。

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買取名人、いや買取職人か...が昼食で留守の時にあった買取り依頼。

品物はミノックス35GT-Eが1台でした。

動作チェックをしようと電池を装填しながら、「問題なく動いても買取り値は〇〇くらいですけど...」とお伝えすると、お客さんのお父様の持ち物らしく、「今、老舗のカメラ屋さんに来ているんだけど、正常動作しても〇〇らしい」と、携帯電話で確認をされていらっしゃいました。

電池を一度装填した後に改めて接点を磨いたりしても、通電している様子はあるもののシャッターが切れず。外付けストロボには液漏れ跡。

「故障しているみたいですね。それでも部品取りなど何らかの目的で利用できるので□□でいただきます」と言うと、ご納得いただけました。

程度も良く、化粧箱なども付いているのに残念。

一緒にあった保証書を見ると、1989/9/22にフランスで購入されたもののようです。

30年後にこうして、ジャンク品になりながらも日本の老舗(と言っていただいた)のカメラ屋にやって来たって感慨深いものです。

 

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