我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2018年12月13日 (木)

ザルツブルクとブルゲンラント

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先週、アローカメラに買取り依頼があった品物の中に、こんなニコンF2がありました。

背蓋のメモホルダーに、オーストリアの「ザルツブルク」と「ブルゲンラント」の州の紋章でしょうか!?シールが貼られていました。

これを頼りにこのカメラの過去に思いを馳せるのです(^-^)

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そして、カメラだけでなくてレンズにも、それぞれ「TOKYO/JAPAN」のダイモテープが貼られていました。実は当時の所有者と思われるお名前もローマ字表記でダイモテープが貼られていましたが、別件で最近ちょっと気になることがありましたので、名前は剥がしました。

買取名人にこのカメラを売りに来られた方のお名前を確認すれば、ご本人かどうか判明するのですが、それをすると思いを馳せるにも…急に現実に引き戻されるような感があるのでやめました。

というのも、そのご本人のお名前であれば直接な取引をさせていただいたのですから、その方の個人情報的なものへの配慮を気にしないといけません。しかし、お名前が違った時点で、それはもうその方の前、もしかしたらさらに前に、このカメラを使っていた方のお名前であろうわけで。そこまでは配慮出来ない…というわけではありませんが、そうなると、このカメラに刻まれた歴史の一部みたいなものですから、剥がすことが返って余計なことのようにも感じられたりしなくもないのです。なので、本来は剥がしたくないんですよね。

話しが大幅に逸れました。

「TOKYO/JAPAN」、そして、お名前のダイモテープと、オーストリアの州の紋章がセットで貼られているあたり、長期間あちらへ旅行されていたとか、滞在されていた方が使っていたカメラ・レンズなのかなぁ~と思いを馳せたりしてみたくなります。

 

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