東京光学と日本光学の代理戦争!?
その昔、「海のニッコー、陸のトーコー」と呼ばれていた時代があったことは、以前にも話題にしました。
戦時中に海軍御用達の光学メーカーが日本光学で、陸軍御用達の光学メーカーが東京光学だったことに由来しています。
敗戦して軍が解体された後に、その因縁の対抗が復活します。昭和光学(後にレオタックス)が製造したライカコピーのカメラには東京光学のレンズが装着して販売され、ニッカが製造したライカコピーのカメラには日本光学のレンズが装着して販売されたのです。
復活と言っても、偶然に起きたことだと思いますけどね。
さて、ここにあるのはレオタックスKにトプコール50/3.5が付いたものです。独特な形状の鏡胴を持つトプコールが魅力的ですね。
当時の広告を見ると、このボディとレンズのマッチングは時代考証が合っていそうなので、60年近く連れ合っているものと思います。
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