我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2018年6月

2018年6月 2日 (土)

アサヒペンタックスSは販売されていた

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2018年5月28日付ブログの中で、アサヒペンタックスの「S」型は試作機のみで販売されなかった~と記述したことについて、ブログ読者のSさんからお手紙をいただきました。

Sさんは当時新品で「S」型を購入されている!というのです。

お手紙の内容は、広く一般的に「S」型は試作機のみという情報が流布しているので、以前、カメラ誌「CAPA」を出版している学研に寄稿したことがあるのだそうです。

その際に出版社の調査の結果、国内での正規販売はされなかったが輸出用に1年間ほど量産販売されていたことが判明したのだそうです。なので、Sさんが購入されたのは逆輸入などされた「S」型だったのだろう~という結論に至っているとのこと。

ここに、5月28日付ブログの内容に誤りがあったことをお詫びして訂正いたします。

 

また、5月30日付ブログで「大阪・甲子園」という表記したことにつきましても、甲子園が大阪府にあるものと誤解を招く表記になってしまいました。わたし的には、高速バスで大阪まで行くことが旅の目的だったこと、大阪を出入り口に甲子園へも行ったということで、そう表記したのでした。甲子園を所在地でいうなら「兵庫県西宮市」です。

こちらにつきましても、誤解を招く表記をしてしまったことお詫びします。

 

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2018年6月 1日 (金)

キヤノン、フィルムカメラは82年で...

*本日6月1日(金)は出張買取り業務のため、アローカメラ&我楽多屋ともに店舗営業は午前中のみとさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

 

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キヤノンさんが、ついに「フィルムカメラ」の販売を終了しました。

私に限らず、フィルム時代からのカメラ好きな人なら「フィルムカメラがいつまで造られるのか?売られるのか?」そんな事案が、ここしばらく気になっていたことの一つだったと思います。

発表された内容によれば、キヤノンのカメララインナップの中でフィルムカメラとして唯一残っていた「EOS-1V」が、大方の予想通り…製造は既に終わっていたそうで(2010年に)、以後は在庫分を販売していたとのこと。で、5月30日をもって出荷を終了させたというのです。市販1号機「ハンザキヤノン」の発売から82年でした。

トヨタと日産、巨人と阪神、ニコンとキヤノン…角界での両雄と呼ばれる2勢力。

カメラで言えば、キヤノンの対抗であるニコンは現状、F6とFM10がまだ現行品としてラインナップされています。こうなると、こちらの方もとても気になってしまいますね。

また、皆さん、個人的に最初に使ったカメラがニコンだったか?キヤノンだったか?なんかで思い入れが違ったりするんじゃないでしょうか?

私の場合、トヨタ車は乗ったことあるけど日産車は乗ったことがなかたり、阪神は好きだけど巨人が嫌いだったりします。キヤノンのフィルムカメラはAPSのIXY以外、ほとんど使ったことがなかったので、正直なところキヤノンに対する印象が実体験としてあまり残っていないのです。

でも、カメラ屋になって歴史を知った時に、最初の市販機「ハンザキヤノン」(1936年)の2年前に発表されていた「kwanon(カンノン)」カメラのマークのインパクトが強烈でしたねぇ。

 

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