Roico
見慣れないカメラが出て来ました!
「Raco」って書いてあるのかと思いましたが、「Roico」でした。そして、日本製。リコーが作ったカメラでした。
カメラ名の「Roico」は、Riken Optical Industry Co,の略なんですって!!こういう命名の仕方って珍しいような~。
ここにあるのは前期型で1940年に発売されたもの。当時の価格は95円。
公務員初任給75円、はがき1枚2銭、かけそば1杯15銭、買取名人1歳の時代です。
また、この年は国民精神総動員本部が「ぜいたくは敵だ!」の立て看板1500枚を東京市内に設置したという年だというのに、このカメラ、鉄の塊のような重さで509グラムもあります。ちなみに、リコーオートハーフは287グラム。
使用フィルムは127フィルム(ベスト判)です。
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