我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年10月 2日 (木)

Agfa AMBI SILETTE

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アグファ・アンビジレッテ(Agfa AMBI SILETTE)というカメラを、「細かなところに気が利くカメラ~」という切り口で話題にしたいと思います。

このカメラの一番の特徴は、ファインダー窓に蓋が出来ることか思います。しかし、何のためにこの蓋が付いているのか?の理由は不明。

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ファインダー窓をキズなどから守るためなのか?それとも、開けた蓋は時としてシェードの役割をしてファインダーを見やすくするためなのか?不明です(まぁ、その両方かもしれません...)。

この蓋の面白いのは、その裏面。フエルトのような生地が貼ってあって、閉めた時にボディやファインダー窓にキズが付かないように気が遣われています。

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あと、このカメラはレンズ交換式で50㎜標準以外に、35㎜・90㎜の交換レンズが用意されています。

望遠系90㎜を付けた時にその鏡胴の長さから、ボディが前へお辞儀してしまうのを防ぐための、つっかえ棒が出てくるようになっています。この仕組みは他のカメラでも時々見られますが、ボディへのいたわりが感じられます。

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それと、交換レンズの保管ケースの底蓋側。爪があって、しっかりと固定できるようになっているうえ、底蓋の中には、シリカゲルが封入されていてカビ対策が施されています。

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どうです?カメラ自体の性能を謳わずに、これだけ気の利いた部分を説明出来るカメラってのも、なかなか無いのではないかと思います。

 

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