我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« コンパクトな露出計 | メイン | 何処のフォクトレンダー? »

2014年6月20日 (金)

MADE IN U.S.A.らしい

Dscf4896_1280x960

コダックの「MOTORMATIC 35」というカメラです。

1959年に登場しています。一番の特徴は「MOTOR」と謳っている自動巻き上げ機構。

自動といっても電気仕掛けではなくて、ゼンマイ式です。日本製でもリコーオートハーフや、フジカハーフオート、キヤノンダイアル35などが似たようなゼンマイ式で良く知られているかと。

あっ、前に挙げた3機種はどれもハーフ判なので、公正にフルサイズでいうと、リコー・オートショットあたりか。。

なんで「公正に?」かというと、その大きさを比較したいのです。

コダック・MOTORMATIC35は、131㎜×101㎜×72㎜の745g。それに対して、リコー・オートショットは、113㎜×73.5㎜×56.5㎜の440g。下の画像の通りの差です。

Dscf4895_1280x960

この大きさの違い相当ですよね!?同じフォーマットのカメラとは思えないくらい。。。ってのは言い過ぎかっ。でも、それほど機能は違わないんですよね。コダックはシャッタースピード優先露出で、リコーはEE専用機ってくらい。

いちおうコダックの名誉のために付け加えておくと、リコー・オートショットは1964年の登場なので、発売時期に5年の差があるわけです。この頃の技術進化は目ざましかったとも思います。あと、レンズもリコーの方が広角寄りです。

でもですねぇ、発売時期の差以上に、MADE IN U.S.A.というデカい・ゴツい~、やはりお国柄の差なのかなぁ~という結びでいいでしょうかね?

追記:何故かボディ側面がちょっと似ていました、この2台。 

Dscf4897_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。