我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年11月23日 (金)

騙されはしたが~

N332


N334

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ご覧のように、「Zeiss Ikon」と記された革ケースがありました。

上カバーを開けると、ピッタリとカメラが収まっていました。

しかし、取り出してみると、そこには「Waltax」と記されてるし、シャッター部には「OKAKO TOKYO」の文字。なんだ、日本製か~。

何となく気になって調べたところ、このワルタックス(Waltax)は戦前モノ。昭和15年に発売されたモデル。

「OKAKO」とは、岡田光学のこと。戦後、第一光学と名称を変えて、同じくワルタックスや、二眼レフのゼノビアフレックスなんかを造っていたメーカー。

そして、とある資料を見ていたら、このカメラの説明に「セミ判スプリングカメラ(セミイコンタ型)」とありました。セミコンタ型とはそのまんまじゃん!だから、ケースにもスッポリと入るわけ~!?

で、昭和16年当時の価格は、小西六製のセミパールの倍近い値段で、高級機という設定だったそうです。

そんな豆知識を勉強できたので、最初に騙された?のもヨシとします。