ロクヨンマル
ふつうあまり見る角度じゃないので、覗きでもしているような不思議な心地。
そして、このカメラはニコンF。
ニコンFは15年余りに渡って製造されていたので、細かい部分で少しずつ仕様が変わっていたりします。その中で最初期(製造番号640****)の個体の希少性が高く、「ロクヨンマル」と命名されたりしてマニアに珍重されています。
ただ、使われている途中で新しい部品と交換されている個体もあって、すべてがオリジナル状態!というのはさらに珍しい。
この個体もセルフタイマーのレバーは、中期のものに変えられていました。
さて、この巻上げレバーはどう違うのかというと。裏側がご覧のようにくり抜かれた仕様。軽量化のためなのか、正確な理由は不明。
このあと、裏がくり抜かれていないレバーになり、次は、プラスチック製の指当てが付くようになります。
他にも、製造番号640****特有の特徴があるのですが、正直、この手の細かいレベルになると、ニコンマニアさんに敵いませんので、それらのサイトでご確認ください、お願いします・・・。